今年はCOVID-19のせいで世界的に大変な1年となりましたね。こちらも日常がガラリと変わりました。幸いにも植物の栽培は相変わらず続けられています。
さて、今年は実のところホームページ開設10周年の節目の年でした。その10周年を祝うがごとく、10年前に種を植えたCherry of the Rio Grande (学名:Eugenia involucrata)が初めて実を付けました。熱帯植物は東京では成長が遅いので、結実までに時間がかかりましたね。結実は6月でした。黒っぽい紫色になったら食べごろです。
南米原産のフトモモ科の植物で、チェリーという名前がついているだけあってサクランボのようにジューシーで甘みのある実でした。フトモモ科の独特な風味が少しあるので、サクランボほど万人受けはしないかもしれませんが、病害虫に強い(日本にいないだけ?)ので育てやすく、幹・葉っぱ・花も綺麗なので観賞用としてもいいかもしれませんね。
ちなみに、今回の実の大きさは500円玉くらいでしたが、種もサクランボより大きかったです。(種の写真を撮り忘れましたT_T)