ワンピを初収穫 in 2021

 今年は東京オリンピック・パラリンピックがあったり、コロナワクチンの接種が始まったりと、いろいろな出来事のあった年でしたね。

 そんな中、我が家ではワンピ(黄皮)というミカン科の植物が初めて実を付けました。6月ごろに白い細かな花を咲かせ、9月ごろには収穫できるようになっていました。実のサイズは巨峰の粒ほどの大きさでした。

 実の味はちょっと柑橘の皮のような独特の風味がしますが、強くなく爽やかな酸味と甘みがあり、食感は少しゼリーっぽいプリっとした感じで、風味さえ嫌いでなければ結構おいしい果実だと思います。種は真ん中に緑がかった種が1つか2つ、実によっては種が小さかったり無かったりしました。

 熱帯果樹の中では寒さにそこそこ強く、氷点下になることもある東京の冬を9回も乗り越えてきました(2012年の3月から栽培開始しました)。ブラッドオレンジやレモンなどと比べると、夏場に水を必要としましたので水切れに要注意です。来年も実りますように!

ワンピの花
ワンピの実
ワンピの実(皮を剥いて開いた状態)

Cherry of the Rio Grandeが初収穫 in 2020

今年はCOVID-19のせいで世界的に大変な1年となりましたね。こちらも日常がガラリと変わりました。幸いにも植物の栽培は相変わらず続けられています。

さて、今年は実のところホームページ開設10周年の節目の年でした。その10周年を祝うがごとく、10年前に種を植えたCherry of the Rio Grande (学名:Eugenia involucrata)が初めて実を付けました。熱帯植物は東京では成長が遅いので、結実までに時間がかかりましたね。結実は6月でした。黒っぽい紫色になったら食べごろです。

南米原産のフトモモ科の植物で、チェリーという名前がついているだけあってサクランボのようにジューシーで甘みのある実でした。フトモモ科の独特な風味が少しあるので、サクランボほど万人受けはしないかもしれませんが、病害虫に強い(日本にいないだけ?)ので育てやすく、幹・葉っぱ・花も綺麗なので観賞用としてもいいかもしれませんね。

ちなみに、今回の実の大きさは500円玉くらいでしたが、種もサクランボより大きかったです。(種の写真を撮り忘れましたT_T)

Cherry of the Rio Grande
Cherry of the Rio Grande(未熟果)
Cherry of the Rio Grande
Cherry of the Rio Grande(完熟果)